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エピクテトスの名言集 50年ごろ-135年ごろ

  • 執筆者の写真: 石田卓成
    石田卓成
  • 2025年3月18日
  • 読了時間: 6分

更新日:2025年10月1日

エピクテトス


【心の平穏を保つ方法】

1. ある事柄は我々の力になるが、ある事柄は我々の力にならない。我々の力になるのは、意見、欲求、嫌悪、要するに、我々自身の行為である。我々の力にならないのは、肉体、財産、評判、地位、要するに、我々自身の行為でないものである。(『手引き』1章)


2. 人間を苦しめるのは、事物そのものではなく、事物に対する人間の意見である。(『手引き』5章)


3. 出来事そのものではなく、それに対する自分の解釈が重要であり、それをどう活かすかは自分次第である。(『手引き』5章) 意訳


4. 何かを欲するとき、それが手に入らなければ不幸になり、何かを避けたいとき、それに遭遇すれば不幸になる。だから、欲求を、自分の力になるものだけに限定し、避けたいと思うものを、自分の力にならないものから排除しなさい。(『手引き』2章) 意訳


5. 君は、自分の力になるものによって善を求め、自分の力になるものによって悪を避けようとする限り、誰をも恐れず、誰をも憎まず、誰をも非難せず、誰をも恨まず、誰にも害されず、敵を持つこともないだろう。(『手引き』1章) 意訳


6. 我々にできることは、我々の意志を正しく使うことだけだ。他人の行動や意見は我々の支配外にある。(『手引き』1章) 意訳


7. 幸福は、外的な事物に依存するものではなく、我々の内面の状態に依存するものである。(『語録』巻1・4章) 意訳


8. 真の自由とは、外的な状況に左右されず、自分の内なる平和を保つことである。牢獄の中にいても自由な人もいれば、王宮にいても奴隷のような人もいる。(『語録』巻4・1章) 意訳


9. もし誰かが君の体を他人に委ねたら、君は怒るだろう。しかし、君は自分の心を、出会う人々に委ね、彼らの言葉によって心を乱されることを許している。そのことを恥ずかしいとは思わないのか。(『手引き』28章) 意訳


【今を大切に生きる】

10. 死、追放、その他恐ろしいと思われることは、毎日、目の前に置け。とりわけ死を。そうすれば、決して卑しいことを考えたり、度を越して何かを欲したりすることはないだろう。(『手引き』21章) 意訳


【運命を受け入れる】

11. 求めよ、汝の欲するものが汝の思い通りになるようにではなく、実際に起こる通りになるようにと。そうすれば、汝の人生は穏やかに流れるだろう。(『手引き』8章) 意訳


12. 覚えておきなさい。君は、人生という劇の役者なのだ。作者が選んだ役を演じるのだ。短い劇であれば短く、長い劇であれば長く。貧しい人の役であれば、それを立派に演じなさい。足の不自由な人、役人、一般人、どんな役でも同じだ。君の仕事は、与えられた役を立派に演じること。役を選ぶのは、別の人の仕事なのだ。(『手引き』17章) 意訳


13. 君が失うものは、もともと君のものではなかった。…子供、妻、財産、地位、すべては与えられたもの。いつか返さなければならないものだ。だから、それらがある間は大切に使い、失ったときは感謝して手放しなさい。(『手引き』11章) 意訳


14. 子供、妻、兄弟、友人、そして愛するすべてのものを、いつか失う可能性があることを常に心に留めておきなさい。(『手引き』3章) 意訳


15. 賢者は、運命が与えたものを受け入れ、それを最善に変える術を知っている。(『語録』巻1・29章) 意訳


16. 幸福とは、自分の意志を自然の理に一致させることに他ならない。(『手引き』31章) 意訳


17. 自然に逆らわず、自然に従って生きよ。それが、幸福への唯一の道である。(『手引き』31章) 意訳


【自己認識と成長】

18. 哲学の道は、まず自分自身の弱さと無力を自覚することから始まる。(『語録』巻2・11章) 意訳


19. 学問は、実践を伴って初めて意味を持つ。知識を蓄えるだけでなく、それを日々の生活の中で生かすことこそが重要である。(『語録』巻1・29章) 意訳


20. 真の教育とは、知識を詰め込むことではなく、魂を善に向かわせることである。善き魂は、どんな状況にあっても幸福を見出すことができる。(『語録』巻3・23章) 意訳


21. 他人の過ちを批判する前に、まず自分の過ちを省みなさい。(『手引き』5章) 意訳


22. 謙虚さを保ち、知識に傲慢にならないようにしなさい。(『手引き』13章) 意訳


【困難との向き合い方】

23. 困難は、人を成長させる機会である。困難に直面したとき、それを避けるのではなく、勇敢に立ち向かい、乗り越えることで、人はより強く、賢くなる。(『手引き』10章) 意訳


24. 苦しみから逃れようとするのではなく、苦しみを乗り越える力を養え。苦しみは、人を強くし、賢くする。(『手引き』10章) 意訳


25. あらゆる困難は、魂を鍛えるための試練である。試練を乗り越えるたびに、魂はより強く、より輝きを増す。(『語録』巻1・24章) 意訳


26. 病気は身体の妨げではあるが、意志の妨げではない。意志がそう欲しない限りは。(『手引き』9章)


【他者との関わり方】

27. 他人があなたについて何を言おうと、何を考えようと、気にしてはならない。あなたのなすべきことは、自然(本性)にかなった生き方をすることである。(『手引き』42章) 意訳


28. もし誰かがあなたを悪く言うのを聞いても、弁解してはならない。ただ、こう答えなさい。『あの人は私の他の欠点を知らないのだ。さもなければ、これだけでは済まなかっただろう』と。(『手引き』33章) 意訳


29. 誰かに侮辱されたと思ったなら、それはあなた自身の意見があなたを侮辱したのだと知りなさい。(『手引き』20章) 意訳


30. もし君が、哲学を学ぶことに真剣に取り組むなら、人々から嘲笑される覚悟をしておけ。『あいつは急に哲学者ぶって、私たちを見下している』などと言われるだろう。しかし、君は見下すことなく、ただ自分の信念に忠実でありなさい。(『手引き』22章) 意訳


31. 人が何か悪いことをしたとしても、そのことで自分を悩ませてはならない。その人の過ちはその人に任せておけばよい。…我々は、自分自身の過ちを正すことに専念すべきである。(『手引き』42章) 意訳


32. 他人を助けるとき、見返りを期待しないようにしなさい。むしろ、義務を果たしたことを喜びなさい。(『語録』巻4・1章) 意訳


33. 君が他人に何かを期待するなら、君はその人の奴隷になる。期待を捨てなさい。そうすれば、自由でいられる。(『手引き』14章) 意訳


34. 他人から良く思われたいという欲求を捨てなさい。もし君が、自分の力にならないことまで良く見せようとするなら、君は不幸になるだろう。(『手引き』13章) 意訳


【徳と正しい行い】

35. 沈黙を金のように大切にしなさい。(『手引き』33章) 意訳


36. 存在の目的を忘れず、役割を果たすために努力しなさい。(『手引き』17章) 意訳


【価値観と心の持ち方】

37. 真の富とは、物を持つことではなく、欲望を持たないことである。必要最小限のもので満足できる人は、誰よりも豊かである。(『語録』巻3・24章) 意訳



 
 
 

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