セネカの名言集 紀元前1年ごろ-65年
- 石田卓成
- 3月20日
- 読了時間: 10分
更新日:3月20日
ルキウス・アンナエウス・セネカ
【恩恵について】
1.「恩恵を施した者は黙っているのがよい。恩恵を受けた者は語るのがよい。」(恩恵について)
2.「恩恵は、見返りを期待して与えるべきではない。」(恩恵について)
3.「恩恵を与える者は、それが誰に与えられたかを忘れるべきだ。」(恩恵について)
4.「恩恵は、感謝の気持ちによって価値を高める。」(恩恵について)
5.「恩恵を受けたことを忘れるのは、卑怯なことである。」(恩恵について)
6.「恩恵は、言葉だけでなく、行動によっても示される。」(恩恵について)
7.「恩恵は、秘密裏に与える方が良い場合もある。」(恩恵について)
8.「恩恵は、時と場合を選ぶ必要がある。」(恩恵について)
9.「恩恵は、強制するものではない。」(恩恵について)
10.「恩恵を受けた者は、受けた恩を誇るべきではない。」(恩恵について)
11.「恩恵を受けた者は、恩人のことを悪く言うべきではない。」(恩恵について)
12.「恩恵を受けた者は、恩人の期待に応えようと努力すべきだ。」(恩恵について)
13.「恩恵を無駄にするのは、罪深いことである。」(恩恵について)
14.「与えることは、支配するよりも高貴な行為である。」(慈悲について)
15.「恩恵は、正しく使われれば大きな力となる。」(恩恵について)
16.「与えた善行は、それを忘れることでさらに輝く。」(慈悲について)
17.「恩恵を与えることは、自己犠牲を伴う場合もある。」(恩恵について)
18.「恩恵を与えることは、知恵が必要な場合もある。」(恩恵について)
19.「恩恵を受けることは、謙虚さが必要である。」(恩恵について)
20.「恩恵を受けることは、相手を信頼することである。」(恩恵について)
21.「恩恵は、永遠に記憶される。」(恩恵について)
22.「恩恵は、与える者の心を豊かにし、受け取る者の心を試す。」(恩恵について)
【生の短さと、時間について】
23.「いかに長く生きたかではなく、いかに良く生きたかが問題である。」(生の短さについて)
24.「私たちは常に命の短さを嘆きながら、あたかも命がいつまでも続くかのように振舞う。」(生の短さについて)
25.「多くの人々は、生きることを始める前に死んでしまう。」(生の短さについて)
26.「人生は、適切に使えば十分に長い。」(生の短さについて)
27.「最大の浪費は、生きている間に生きないことである。」(生の短さについて)
28. 「最も忙しい人々は、何もしないことを最も恐れる。」(閑暇について)
29.「時間だけが理性では癒せないものを癒す」(倫理書簡集)
30.「最大の障害は期待であり、明日は今日と同じであると期待することで、私たちは今日を失います。」(倫理書簡集)
31.「未来は不確かであり、現在はつかの間である。」(倫理書簡集)
32.「我々が死を恐れるのは、生きる時間を無駄にしているからだ。」(倫理書簡集)
33.「人生は、借り物であり、いつかは返さなければならない。」(倫理書簡集)
34.「過去を忘れ、現在をおろそかにし、未来を恐れる者の生涯は短く、悩み事が多い。」(生の短さについて)
【怒りについて】
35.「怒りは、しばしば小さなことから始まり、後悔のうちに終わる。」(倫理書簡集)
36.「怒りは、一時的な狂気である。」(怒りについて)
37.「怒りは弱さの証であり、強さではない。」(怒りについて)
38.「自慢する者は、怒りを隠せない。両者は共に心の弱さから生まれる。」(怒りについて)
39.「怒りは、理性と対立する。」(怒りについて)
40.「怒りを避ける最良の方法は、それを遅らせることである。」(怒りについて)
41.「怒りを制御できない者は、自分自身を制御できない。」(怒りについて)
42.「怒りは他人を傷つける前に、まず自分を滅ぼす。」(怒りについて)
43.「怒りは、常に敗北する。」(怒りについて)
44.「私は、私の怒りのために、自分自身を苦しめる。」(メデア)
45.「怒りによって支配する者は、自分自身を支配できない。」(慈悲について)
【幸福な人生について】
46.「恩恵を与えることは、喜びをもたらす。」(恩恵について)
47.「恩恵を受けることは、感謝の気持ちを持つことである。」(恩恵について)
48.「幸福な人生は、心の平和と静けさにある。」(倫理書簡集)
49.「理性に従って生きることが、幸福である。」(幸福な人生について)
50.「幸福な人生とは、自然に従って生きることである。」(幸福な人生について)
51.「真の幸福は、外部の出来事に左右されない心の平静にある。」(倫理書簡集)
52.「欲望は、理性を盲目にする。」(ヒッポリュトス)
53.「他人の称賛を求める者は、自分自身を見失う。」(幸福な人生について)
【運命について】
54.「運命は、しばしば私たちを予期せぬ場所に導く。」(倫理書簡集)
55.「不幸は、常に連れ立ってやってくる。」(狂えるヘラクレス)
56.「運命は、すべての者を同じ終点へと導く。その旅路をどう歩むかが、我々の違いとなる。」 (倫理書簡集)
57.「運命は、我々が予見できない嵐を運んでくる。しかし、船を操る術を知る者は沈まない。」(倫理書簡集)
58.「運命は予測不能だが、準備は可能である。心の備えこそが我々を救う。」(倫理書簡集)
59.「誰もが自分の運命を背負っている。」(オイディプス)
60.「運命は、常に強者を見下す。」(狂えるヘラクレス)
61.「自らの力を誇る者は、運命によって打ち砕かれる。」(狂えるヘラクレス)
62.「運命が閉じた門をこじ開けようとするのは愚かである。賢者は別の道を見出す。」 (摂理について)
63.「神々の怒りは、人間には理解できない。」(狂えるヘラクレス)
64.「誰の幸運も永遠ではない。」(狂えるヘラクレス)
【賢者について】
65.「賢者は、運命の逆境にも動じない。」(賢者の不動心について)
66.「賢者は、あらゆる場所で故郷を見出す。」(倫理書簡集)
67.「賢者は、常に準備ができている。」(倫理書簡集)
68.「賢者は、自分自身の主人である。」(倫理書簡集)
69.「どこにいても、賢者は自分自身の幸福を見出すことができる。」(母ヘルウィアへの慰め)
70.「賢者は、自分自身に満足している。」(倫理書簡集)
71.「自慢する者は、他人の目に頼って生きている。賢者は自分だけで十分だ。」(賢者の不動心について)
72.「賢者は、あらゆる侮辱や損害を意に介さない。」(賢者の不動心について)
【友情について】
73.「友情は、試練によって強められる。」(倫理書簡集)
74.「友情は、魂と魂を結びつける。」(倫理書簡集)
75.「恩恵は、友情を深める。」(恩恵について)
76.「恩恵は、与える人と受け取る人の両方を結びつける。」(恩恵について)
77.「最も価値のある財産は、賢明な友である。」(倫理書簡集)
【死について】
78.「死は、避けられない運命である。それを受け入れることを学ぼう。」(倫理書簡集)
79.「死はすべての終わりではなく、別の状態への移行である。」(倫理書簡集)
80.「死を恐れる者は、生きる喜びを知らない。」(倫理書簡集)
81.「死は、苦痛の終わりであり、自由への入り口である。」(倫理書簡集)
82.「死こそが、苦痛からの最大の逃避である。」(狂えるヘラクレス)
83.「今日という日を、最後の日だと思って生きよ。」(生の短さについて)
【人生について】
84.「人生は、舞台であり、私たちは皆役者である。」(倫理書簡集)
85.「人生は、生きる技術を学ぶための学校である。」(倫理書簡集)
86.「毎日をまったく違う人生と見なすべきだ。」(倫理書簡集)
【学びについて】
87.「学ぶ者は、過去の賢者たちと対話する。」(倫理書簡集)
88.「学びの目的は、知ることではなく、善く生きることである。」(倫理書簡集)
89.「学びは、心を耕し、魂に種をまく。」(倫理書簡集)
90.「哲学は、学びの最高の形であり、生き方の規範である。」(倫理書簡集)
91.「真の学びは、行動に現れる。」(倫理書簡集)
92.「学ぶことは、決して終わることのない旅である。」(倫理書簡集)
【他者との関係について】
93.「我々は眼の中に他人の欠点を、背中に自分の欠点を持つ。」(怒りについて)
94.「私たちは、他人に与えることによって豊かになる。」(倫理書簡集)
95.「過ちは、人間的なものである。許すことは、神的なものである。」(倫理書簡集)
96.「もし君が自分のために生きようと望むならば、他人のために生きねばなりません。」(倫理書簡集)
97.「他人の不幸は、私たち自身の脆弱性を教えてくれる。」(倫理書簡集)
98.「他人の過ちを見て、自分の過ちを反省せよ。」(倫理書簡集)
99.「寛容は、憎しみを打ち消す最良の武器である。」(慈悲について)
100.「他人の過ちを許しなさい。多くの過ちを犯すであろうことを知っているからです。」(倫理書簡集)
【自分自身について】
101.「困難は、それを乗り越えることによって克服される。」(倫理書簡集)
102.「苦難は、徳を試す試金石である。」(倫理書簡集)
103.「恩恵を受けることは、成長の機会となる。」(恩恵について)
104.「最大の悪は、自分自身に対する不満である。」(倫理書簡集)
105.「苦難は、偉大な魂を鍛える。」(狂えるヘラクレス)
106.「偉大なことは、危険なしには達成されない。」(倫理書簡集)
107.「活動に疲れたら休息を取るべきだが、休息そのものにも節度が必要だ。」(閑暇について)
108.「最大の治療法は、行動することだ。」(魂の平静について)
109.「自分自身を征服することは、最も偉大な勝利である。」(倫理書簡集)
【希望について】
110.「希望を持たぬ者は、絶望することもない。」(倫理書簡集)
111.「希望は、運命が閉ざした扉を開く鍵である。」(倫理書簡集)
112.「希望は、絶望の淵から我々を引き上げる。」(母ヘルウィアへの慰め)
113.「どんな暗闇の中にも、希望の光は見いだせる。」(摂理について)
114.「賢者は、希望を胸に抱きつつ、失望に備える。」(倫理書簡集)
115.「希望を持つ者は、死さえも恐れない。」(倫理書簡集)
【富について】
116.「真の富は、心の中にあるものであり、金庫の中にあるものではない。」(幸福な人生について)
117.「あらゆる富の中で最も確実なものは、質素である。」(倫理書簡集)
118.「恩恵を与える喜びは、受け取る喜びよりも大きい。」(恩恵について)
119.「質素な食事は健康によく、洗練された食事は病気によい。」(倫理書簡集)
120.「富は、多くの人を所有するが、賢者を所有することはできない。」(倫理書簡集)
121.「富を持つことは問題ではない。それに支配されることが問題なのだ。」(倫理書簡集)
122.「貧しさは、欲張らない者にとっては苦痛ではない。」(倫理書簡集)
123.「真の富は、満足することを知っていることである。」(倫理書簡集)
【感情と言葉について】
124.「言葉は軽いが、その傷は重い(怒りについて)
125.「沈黙は、時には最も雄弁な言葉となる。」(倫理書簡集)
126.「感情を抑えられない者は、言葉も抑えられない。」(怒りについて)
127.「言葉は感情を煽るか、あるいは鎮めるか、その使い方次第である。」(怒りについて)
128.「言葉は、心を映す鏡である。」(倫理書簡集)
129.「涙は、心の痛みを洗い流す雨である。」(マルキアへの慰め)
130.「悲しみには限度がある。それを超えると、それは愚かさになる。」(マルキアへの慰め)
131.「時が経てば、あらゆる悲しみは和らぐ。」(マルキアへの慰め)
【恐怖について】
132.「恐怖は、心が自分で作り出した影にすぎない。」(倫理書簡集)
133.「運命は、勇気ある者を導き、臆病な者を引きずり回す。」(倫理書簡集)
134.「恐怖は、避けられないものを避けようとする無駄な努力である。」(恐怖について)
135.「死への恐怖は、生きる喜びを奪う。」(倫理書簡集)
136.「我々が恐れるものは、実際の出来事よりも我々の想像の中にある。」(倫理書簡集)
137.「危険を予期することは、それを半分克服することだ。」(倫理書簡集)
138.「死への恐怖は、生きる術を知らない者の印である。」(倫理書簡集)
139.「死を恐れることは、生きることをやめることだ。」(倫理書簡集)
【自然について】
140.「自然は、私たちに多くの驚きを与えてくれる。」(自然研究)
141.「自然の法則に逆らう者は、自分自身を傷つける。」(幸福な人生について)
142.「自然は、我々に必要なものすべてを与え、余分なものを求めない。」(倫理書簡集)
143.「宇宙は一つの偉大な生命体であり、神の力によって支配されている。」(自然研究)
144.「自然は、すべてのものを秩序立て、調和させる。」(自然研究)
145.「自然に従うことは、幸福への道である。」(自然研究)
146.「自然は、我々に謙虚さを教える鏡である。」(自然研究)
147.「地震は、大地の怒りであり、人間の傲慢さを戒める。」(自然研究)
148.「自然に従うことは、神に従うことである。」(倫理書簡集)
149.「人間は自然の一部であり、自然の法則に従って生きるべきである。」(自然研究)
【徳について】
150.「逆境は、徳を明らかにする。」(母ヘルウィアへの慰め)
151.「徳は、人間を神々に近づける。」(倫理書簡集)
152.「徳は、貧しさの中でも輝きを失わない。」(幸福な人生について)
153.「神は、善人を苦難によって鍛える。」(摂理について)
154.「恩恵を受けた者は、常に感謝の気持ちを持つべきである。」(恩恵について)
155.「徳は、死さえも超越する。」(倫理書簡集)
156.「真の徳は、言葉ではなく行動に表れる。」(倫理書簡集)

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