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【一般質問】全職員参加型の職員提案制度への再構築とAIの活用について(令和7年3月議会)

執筆者の写真: 石田卓成石田卓成

更新日:3月13日

一般質問終了後、NotebookLMに、まとめてもらいました。 Ⅰ.これまでAIを使ってみた感想について

 石田議員は、今年に入って、AIを使ってみた感想として、次のように述べました。

・AIの能力: 以前より、市議会議員にも秘書を付けるように求めてきたが、まるで秘書のように優秀で、調査などに役立つ。

・指示の重要性: 指示が的確でない場合には、AIは意図と異なる回答を繰り返すことがある。AIを使いこなすには、指示を出す側の能力も重要になる。

・AIの限界: 様々な声を政策に反映させるデジタル民主主義でのAI活用においては注意が必要。歴史的背景、宗教、伝統、文化、慣習といった社会的価値観を尊重する必要がある。AIはまだそこまで学習していないため、最終的な政策判断においては人間の道徳的価値観が重要となる。

・利用したAI: Google GeminiとChatGPTの2つを使った感想として、それぞれに癖があることを指摘。Google Geminiは政策について聞いた場合に財源を心配する答えが多い。ChatGPTは構造改革が大好きなので新自由主義者だと感じている。


Ⅱ.この度質問する職員提案制度と、デジタル民主主義の推進について石田議員は、以下のように意義を強調した後、質問しました。

1.質問の背景:

・職員が自治体職員としての誇りを持ち、仕事への意欲を向上させること。

・深刻化する職員のメンタルヘルスの問題に、組織として真剣に向き合うこと。

・行政サービス、特にソフト事業における政策の質を向上させること。

・過去の一般質問でも要望した地域貢献型の副業を許可することで職員のモチベーションを上げること。

2.職員提案制度について:

・過去の取り組みを評価しつつも、近年、制度が形骸化し、職員の関心が薄れている状況を憂慮。

・職員提案制度は、職員の主体的な参加を促し、組織を活性化させ、政策の質を向上させる重要な施策であると強調。

・職員が部署の壁を超えて自由に提案できる環境や、自由な意見交換を促す組織文化の醸成を求めている。

・【新提案】全職員が、政策提言や業務改善提案を年1回義務付ける全員参加型制度の導入を検討すべきと提案。

・【新提案】職員の自主的な学習・研究活動と議員の政策を連携させる仕組みの導入を提案。

・優れた提案をした職員が能力を十分に発揮できるよう、人事面での配慮を求めている。

・【新提案】不採用となった提案について、匿名での公開を許可するかどうかを提案時に確認する仕組みを設け、市民や議会に公開することを提案。

・提案が政策として迅速に実現されるよう、関係部署の連携強化や意思決定プロセスの迅速化を求めている。

3.デジタル民主主義の推進について:

・AIなどのデジタル技術を活用した意見収集の必要性を訴え、デジタル民主主義の推進を提唱。

・安野氏が提唱するデジタル民主主義の考え方に基づく取り組みへの参加の可能性と課題について質問。

・市民意見収集におけるAIなどのデジタル技術の活用について質問。

・AIを活用し、業務効率化や職員の負担軽減、創造的な業務への集中を可能にする環境整備の重要性を強調。


Ⅲ.これに対し、池田市長から以下の答弁がありました。

1.人材育成について:

・職員のチャレンジ精神を重視し、多くの失敗から学ぶことを奨励。

・プロジェクトチームでの若手職員の起用や、外部機関への派遣等を通じて人材育成に取り組んでいる。

・若手職員が政策に意見を反映させることで、やりがいや成長に繋がると考えている。

・職員を内閣府や地域活性化センターなどに派遣し、首都圏等での各種研修への参加や先進地視察を積極的に行う。

2.職員提案制度について:

・自由な提案を推奨し、研修等を通じて周知を図るとともに、自己申告制度を活用した人事配置を行う。

・職員が業務や市民との対話を通じて感じたことを自由に提案できることが重要。

・提案者には審査結果等のフィードバックを行い、採用となった提案も再度見直しを加えて提出することを可能とする。

・職員自らが積極的に提案することで意識改革を促すことを目的としているため、不採用案の公開については考えていない。

3.デジタル民主主義について:

・デジタル技術は社会的・経済的課題解決に貢献することが期待される一方、リスクも指摘されている。

・AIの利用におけるリスクを考慮しつつ、次期総合計画への位置づけに向けて研究を進める。

・議事作成などの業務にAIを利用する中で、生成AIの利用環境の提供を受け、有効性を検証してきた。


Ⅳ.答弁を受けての石田議員の口述

・職員が積極的に提案できるような雰囲気を求める。

・仕事が趣味のように感じられるような人事を期待する。

・幹部職員が率先してAIを活用するように求める。

・意見を出す職員や、政策実現に意欲的な職員が増えることを期待する。

※写真はイメージです。


 
 

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